レポート【パネルディスカッション@ネットショップカンファレンス2024】

先日、一般社団法人イーコマース事業協会22周年イベントのネットショップカンファレンス2024に行ってまいりました!今回は、このイベントの後半にありました、モールEC業界の超有名BIG3によるパネルディスカッションのレポートをします。

「業界著名人3名が語るモール界隈のEC業界における現在と未来予想」ということで、

パネリスト:
日本ECサービス株式会社 代表取締役 清水将平 様
株式会社アルド 代表取締役 佐藤英介 様
コマースデザイン株式会社 代表取締役 坂本悟史 様

EC業界にいるなら皆さんご存じ!この3人が集まるということで、イベント参加してきました。登壇者の皆様、非常に興味深いお話ありがとうございました!また主催のイーコマース事業協会様、貴重なパネルディスカッションの開催、ありがとうございました!

今回のパネルディスカッションで出た内容で印象に残った(私個人が興味あった)ポイントを勝手にレポートします。

※内容に誤りがあったら申し訳ございません。また当日イベントの他のコンテンツは割愛します。

印象に残ったポイントをご紹介

今回のパネルディスカッションで出た内容で印象に残った(私個人が興味あった)ポイントを箇条書きにレポートします。乱筆乱文ですがご容赦ください。

・ネットショップ事業者さん、ここ最近はどう?売上下がっている?上がってる?
→伸びている人は伸びている。

・楽天クーポン有料化について
→請求書が6月ぐらいにくるはず。広告費を抑えるべきショップは抑えよう。

・楽天SKUプロジェクトで売上は下がった?
→売上が下がったところがあると方々で聞いている。
→SKUをまとめるかどうかは、商品特性や買う側(ユーザー)に合わせて、判断した方がいい。(現状、アマゾンのように、SKU毎に商品名や画像が切り替わったりしないなど、今のところまだ、仕様が弱いところがあるので)

・ヤフーショッピングについて
→モールの売上は戻ってきている。ただし、客数自体は増えていない。
→ポイントをすぐ使える「今すぐ利用」は、他モールと比べてお得に見えるかも。
→プレミアム統計はいい情報が取れるかも。(有料プランです)
→ヤフー出店できるなら、出店した方がいい(しないよりはいい)

・モール全体的にどう?
→いろいろ新しい制度や仕組みが出てきている。結果、数やるべきことがとても増えている。
→判断は後でもよいが、情報の把握は後回しにしない方がいい。

・EC業界は成長期から成熟期に入っている問題
→コンビニも成熟期に入ってからも、いろいろ変化してきているので、一概には言えない。

・楽天とアマゾンの競争について
→楽天はモバイルの関係で2023年はポイント付与など絞った結果、流通も下がったのではないか。
→楽天経済圏は楽天ポイントが一番の肝であり、楽天の流通が上がれば、楽天自体のポイント負担も増えてしまうビジネスモデル。一方で、アマゾンは動画などあらゆるサービスを提供することでプライム会員を増やしているのが肝となっている。ビジネスモデルで見た時に楽天の分が悪いかも。

・アマゾンではなく、楽天でしかできないこともある
→例:ラッピングサービス
→ショップ同士で紹介し合う仕組みも作ったら面白いかも。(昔あったらしい)

・若い世代について
→一般的にLINE交換をしない。まずは、インスタの画像で人となりを判断~よければDMやり取り
→これと同様にECのコミュニケーションもLINEからインスタに変わっていく。(LINEがメルマガ化してきてる)

・消費動向の変化について
→以前は、楽天にアクセスして、欲しい商品を検索、出てきた商品を比較して、希望に見合うものが見つかったら購入する、という流れがほとんどであった。今は、比較する以前に、Youtubeやインスタのショート動画等で商品を認知してから、モールで商品を探して購入する流れも多くなっている。つまり、比較段階の前に商品を認知→検討まで行っている。
ネットショップは、商品を比較される前の段階で、SNS等でユーザーに認知してもらうことを積極的にする必要がある。(だからSNSが大事)
→だからと言って、SNSばかり重視して、商品ページ自体を手を抜くのは、それはそれでダメ。

一番印象に残ったトピック

一番印象に残ったトピックは、最後に書いている消費動向の変化の話。確かに、Youtubeで商品情報を探して、その動画のコメントとか見てモールで商品購入している。。。ということで、商品の認知がSNSなどの媒体の影響で細分化してきています。このような状況を踏まえてネットショップ事業者は、

時代に合わせた媒体で、かつ、商材に合う媒体で、かつ、事業者自身が主体性を持って発信を続けられる媒体で、かつ、ユーザーにとって有益だったり魅力的なコンテンツを発信していくことが生き残る方法の一つだと思っています。

商材・事業者の適性・キャパ・出店チャネルによって、方法は様々だと思います。なので、もしそういった方法を知りたい・やってみたい方は当社までお気軽にご相談ください。当社は、制作・運営代行~コンサルティングなど総合的なネットショップ支援やっております。単なる制作代行ではなく、お店全体の数字を見ながら、お店の改善点などもご提案できるECマーケティング会社になります。ぜひお気軽にご相談ください。最後までお読み頂きありがとうございました。

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