【2024年最新】楽天出店を検討するなら必読。楽天市場出店の特徴を出店料や手数料をもとに紹介。

楽天市場は、圧倒的集客力があるECモールです。ネットショップを開業するのであれば、楽天出店は検討する有力な一つになるかと思います。
今回は、楽天市場でネットショップ出店を検討している方向けに、楽天市場出店の特徴を、出店料や手数料をもとに紹介したいと思います

【2022年最新】楽天市場出店の特徴を出店料や手数料をもとに紹介

楽天の流通規模

まず楽天の流通規模について説明します。ちなみに、流通規模とは、そのマーケットやプラットフォームで消費者が購入した商品の売上の合計額、流通取引総額のことを言います。英語では、GMV(Gross Merchandise Volume)と言います。流通規模はそのモールがどれだけ売れているかの大きな指標になるので、ネットショップの出店先を検討する大きな材料の一つになります。

そして、楽天市場の流通額ですが、発表によると、2021年の流通額、その額なんと、5兆円です。。。もはや規模が大きすぎてイメージしづらいですね。
わかりやすい例でいうと、2021年の”全国”の百貨店の合計売上高が発表されているのですが、その額が4兆4182億円。つまり、楽天市場だけでの全国の百貨店の流通高を超えているのです

※追記:2023年で流通総額:6兆円を突破しました。

楽天市場出店の特徴を出店料や手数料をもとに紹介

ちなみに、アマゾンの流通額は約4兆円と言われています。つまり、現在、日本のネットショップの市場において、楽天とアマゾンだけで全体の約80%ほどのシェアを独占している状態です。そして、楽天市場は、このネットショップ市場で一番の流通額があるモールとなっています

楽天市場出店の特徴を出店料や手数料をもとに紹介

楽天市場は出店型のネットショップ

それでは、楽天市場のネットショップ出店形態について説明します。ネットショップのモール出店の形態として、いわゆる、お店を出す「出店型」と商品を出品する「出品型」の2種類に分けられます。楽天市場は、お店を出す「出店型」になります。

楽天市場出店の特徴を出店料や手数料をもとに紹介

「出店型」はお店のトップページを作り込むことができたり、商品のこだわりをアピールできる商品ページを作成できるなど、「お店」「商品」をしっかりPRできる仕組みになっています。楽天市場のもともとのコンセプトが「地方の小さな商店でも、コンピューターに強くなくても、誰でも簡単に店を開けるようにしたい」というコンセプトで生まれたモールであるため、比較的、出店者寄りのモール設計となっています。(時代とともに、少し変わってきていますが。。。)

楽天市場の出店料について

楽天市場に出店するにあたり、まず知っておくべきことがモールの出店料です。楽天市場は、アマゾンやヤフーショッピングと比較すると、結構なお値段の出店料がかかります。まずは、この出店料を把握しておきましょう。

※追記:2024年6月から楽天の出店料が改定されます。改定後の料金プランにて本記事はリライトしています。

楽天市場出店の特徴を出店料や手数料をもとに紹介
(改定前の出店料金プラン)
楽天市場が出店料を値上げ
(2024年6月~の出店料金プラン)
楽天市場が出店料を値上げ
(2024年6月~出店料金改定に伴う内容のアップグレード)

プランは3つあり、「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」から選びます。ただし、メガショッププランは年間171万円(税込)で、とてもお高いです。基本的には、「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」の2つから選びます。それぞれのプランのポイントを説明します。

がんばれ!プラン

・出店料は1ヵ月:25,000円(税抜き)、つまり、年間:33万円(税込)の出店料です。そして支払いは、1年間分を一括で支払う必要があります。
・固定費(出店料)が安くなる分、変動費(モールに支払う売上手数料や決済手数料)が他のプランと比べ、お高くなります
・画像容量が1.5GBまでです。

スタンダードプラン

・1ヵ月:65,000円(税抜き)、つまり、年間:約86万円(税込)の出店料です。そして支払いは、半年分(約43万円)を一括で支払う必要があります。
・固定費(出店料)が高くなる分、変動費(モールに支払う売上手数料や決済手数料)は、がんばれプランと比べ、お安くなります
・画像容量が100GB(ギガバイト)であり、十分な画像容量です。画像を多く使うショップさんは安心の容量です。

共通点として、どちらも1年分、もしくは、半年分の出店料をまとめて支払う必要がある点です。グレードが一番低い「がんばれプラン」でも33万円がかかります。(月額払いも可能ですが、その分、費用がさらに上がります)
まず、この出店料を支払ってでも楽天に出店するメリットがあるかどうかを判断することが大きなハードルになります

楽天市場の手数料について

出店料がクリアできた後は、出店後のランニングコスト(変動費)を確認しましょう。モール出店の場合、ここがネットショップ運営の利益を左右する大きな要素になります。楽天市場は、このランニングコストの費用の種類が多く、正直、初めてみた方はわかりづらいかもしれません。

楽天市場出店の特徴を出店料や手数料をもとに紹介

例えば、システム利用料を見てみると、こんな具合です。携帯電話の料金プラン並み、、、いえ、それ以上にわかりづらいかもしれません。

楽天市場出店の特徴を出店料や手数料をもとに紹介

ずばり、これら楽天市場の手数料ですが、大きな目安として、スタンダードプランで、おおよそ売上の8%~9%前後、がんばれプランで売上の11%~12%前後の手数料がかかると思ってください。つまり、商品の価格設定は、これらの手数料率を踏まえて価格設定をする必要があります。

楽天市場の料金プランのページにも書いてありますが、月商140万を超えるようであれば、スタンダードプランの方がお得になります。おそらく、月商100万を超えるようであれば、スタンダードプランにしていた方がいいかもしれません。(100万超えるレベルであれば、140万もすぐ超える可能性が高いためです。)

まとめ

今回は、楽天市場でネットショップ出店を検討している方向けに、楽天市場出店の特徴を、出店料や手数料をもとに紹介しました。
ポイントとしては、まず、出店料を支払ってでも出店するかどうかの判断。そして、出店後のランニングコスト(変動費)を踏まえた値付けで売れるかどうかという2点が出店を検討するおおきなポイントかと思います。そのためにも、楽天に出店したら、どれだけの売上が上がるのか、そこが次の判断材料となります。次回は、楽天市場のモールの特徴や販売成功事例などをご紹介したいと思います。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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