楽天市場のSEO対策で集客アップする方法とは?(基礎編)

今回の楽天市場のSEO対策で集客アップする方法について、まず、楽天市場などのモール内での商品の検索順位の重要性について紹介したいと思います。
楽天市場やヤフーショッピングにネットショップを出店してみたけど、まったく売れない、思ってたのと違う、という状況の方はぜひ一度この記事を参考にしていただければと思います。

まずお客さんの導線を理解しよう

楽天市場などのモールでの商品の検索順位について語るにあたり、まずは、お客さんの導線を理解しましょう


そのためには、まずは「売る立場」の視点は、一旦、捨て去りましょう!


いつも自分がネット通販を利用する時の消費者として「買う立場」の視点でモールをみてみまみます。

早速ですが、あなたはモールで商品を探すとき、どんな風にお目当ての商品を探して購入していますか?

1)トップページの検索ボックスから探したい商品のキーワードを入力して、検索結果を見る

↓ ↓ ↓ ↓

2)検索結果一覧のページに出ている商品を上から順に「価格」「レビュー数・評価」「サムネイル画像」「商品名」などを見ていき、希望の条件にあう商品をクリックして見てみる。条件にあわなければ、ページから離脱。もしくは、条件にあったとしても、もっといい条件のものを探して比較するために離脱

↓ ↓ ↓ ↓

3)再び検索結果一覧ページから、希望の条件にあう商品をクリックして見てみる。条件にあわなければ、離脱。もしくは、条件にあったとしても、もっといい条件のものを探して比較するために離脱。場合によっては、キーワードを変えて検索して、再び順にみていく。

楽天市場のSEO対策

1)から3)を繰り返して、希望に最も合うものをカートに入れて、購入手続きをする。

ざっと、こんな感じではないでしょうか?

ここで大事なのが、多くのユーザーは「検索」で商品を探して、検索結果の「上から順に」複数の商品を見ていきます。
ある統計データでは、消費者が購入に至るまでに閲覧する商品数は「4〜7商品」と言われているそうです。

つまり、「上から順に」商品を見て、そのうちの、「4~7商品」を見ていることになります。

そして、楽天市場の検索結果(スマートフォン)では、1ページに45商品(RPP広告も含めると、50商品)表示されます
つまり、「上から順に」商品を見て、そのうちの、「4~7商品」の1つに入るためには、1ページ目に商品が表示されないと、そもそも商品を見つけてもらう可能性が限りなく低くなってしまいます

楽天市場のSEO対策

極端な言い方をすると、2ページ目以降は、存在していないのと同じなんです。
インターネットでは、お客さんに商品を見つけてもらえない限り、商品は存在は無いものとされます。

だから、楽天のようなモール内では、自社の商品が1ページ目に表示されることは本当に死活問題なのです。

1ページ目に出るにはどうしたらいいか?

では、楽天市場のようなモール内で、自社の商品が1ページ目に表示されるためにはどうしたらいいのでしょうか?

残念ながら、ウルトラCのような秘策は、ないです。

レビューもまだ1件も入っていない、モール内のランキングにも入ったことがない、そもそも売れたことがない商品が、いきなりモールの検索順位の上位表示になることはまずありえません。(よく検索される、いわゆるビッグキーワードが前提の話です)

かといってすぐに、広告を打てば簡単に売れるのかといえば、そうでもありません。広告を打つにあたって費用対効果を最大限上げる準備が必要です。王道となる基本的な流れとしては以下の通りです。

1)まずは商品ページをしっかり作り込む
 ↓ ↓ ↓ ↓
2)商品ページに集客させる、自社で集客できないなら広告を打つ
 ↓ ↓ ↓ ↓
3)購入してもらったお客さんにレビューを書いてもらう(工夫をする)

この1~3を繰り返して、少しづつ検索順位が上がっていき、結果として、1ページ目に表示される商品になっていきます。

楽天市場のSEO対策

1)商品ページをしっかり作り込む

広告を打ってアクセスが増えたところで、お客さんに商品の魅力が伝わらないページだと、広告はただの無駄使いになります。そうならないためにも、商品の価値をしっかり伝えるページ作りをしましょう。

2)商品ページに集客させる、集客できないなら広告を打つ

商品ページを作り込んだら、そのページに集客させましょう。SEO対策、SNSやブログ記事、いろいろありますが、無料での自然集客が難しい、もしくは、それだけだとアクセス数が足りない場合は、広告を打ちましょう
ここで大事なことは、どの集客媒体からきたユーザーが実際に購入したのか検証できるかどうかが大事です。なので、楽天市場のようなモールの場合、費用対効果がデータとして確認できるモール内の広告を打つのが、望ましいでしょう。

3)購入してもらったお客さんにレビューを書いてもらう

購入してもらったお客さんに、ぜひレビューを書いてもらえるような工夫をしましょう。例えば、発送完了メールに「到着したらぜひ、レビューを書いてください..」といったお願いや、レビュー特典のクーポンやプレゼントを用意する、商品に同梱するお礼状にレビュー特典の案内を記載するなどです。本当に基本的なことですが、レビュー1件あるかないかでも大きな差が生じますので、ぜひ取り組んでいきましょう。

それぞれ、詳しくはまた別の記事にて紹介したいと思いますが、この1~3を繰り返して、少しづつ検索順位が上がっていきます。
特に1の商品ページと2の集客に関しては、とても重要です。最初に書いた通り、インターネットでは、お客さんに商品を見つけてもらえない限り、商品は存在しないのと同じです。そして、広告費を無駄にしないためにも、商品ページの作り込みも大事です。

最初のうちは、「商品ページ」「集客」を両軸に重きを置いて、ネットショップ運営をしていきましょう。そのためにも日々のアクセス数の定点観測や商品ぺージの改善、広告のチューニングなど、地道な活動が大事です。

「商品ページ作成」「集客」なら当社へご相談ください

もし、自社で、「商品ページ作成」「集客」にお困りでしたら、当社までご相談ください。ショップの一番のコアな業務は、「商品開発」「商品の仕入れ」です。
価値の高いコアな業務に集中するためにも、時間と手間のかかる「商品ページ作成」「集客」は、外注に依頼するのも、有効な手段です。お気軽にご相談ください。

今回はお客さん目線、「買う立場」の視点でモールをみてみましょう、ということで、商品の検索順位についてご紹介しました。
自社の商品をどうやって見つけてもらえるかを考える時に、ぜひお客さん目線を忘れずに、店舗運営をしていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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