皆さんはネットショップ運営する上で、商品管理・在庫管理はどの単位までやってらっしゃいますか?1つの商品でサイズ・色などの種類がある商品を仕入れする、在庫をする場合は、どの単位で管理していくが大切となります。今回は、商品の管理単位である、アイテムとSKU(エスケーユー)について説明します。
目次
アイテムとSKUとは?
ここにTシャツの商品があるとします。
パターン1
このTシャツのサイズはS・M・Lの3種類です。カラーはホワイトのみだとします。
この場合、このTシャツ商品の「アイテム」の「SKU」は3SKUとなります。
さらに、また別のTシャツの商品でみてみます。
パターン2
このTシャツはサイズはS・M・Lの3種類です。カラーは赤色・黄色・青色の3種類となります。
この場合、このTシャツ商品の「アイテム」の「SKU」は9SKUとなります。
つまり、アイテム(Item)とSKUについて、まとめると、
アイテムとは?
1つの商品を表します。
SKUとは?
在庫管理するためにアイテムの最小の単位を表します。そして、SKUはアイテムをこれ以上の種類を分けられない最小の単位となります。
仕入れで気をつけたいSKU
仕入れで気をつけたいこととして、この”SKU”はとても重要です。
先日、仕入れの話をした際に、発注にロット単位があるという話をしました。
例えば、先ほどのTシャツの商品で、パターン2の9SKUあるTシャツを仕入れるとします。
メーカー側の発注条件が1SKUの最小ロットが5枚だとすると、9SKU全て仕入れるとすると、9SKU×5枚=45枚仕入れることになります。
そして、これを販売していくとなると、もちろん、全てのサイズ・カラーが均等に売れていくわけではありません。人気のサイズ・カラーというのが、どうしても先に売れていきます。そして、人気がないサイズ・カラーというのが残っていきます。
そして、また欠品した商品を入荷したいとなった場合に、商品のリピート発注単位が重要となります。
もし、このメーカーの仕入れ条件がリピート発注の場合も9SKU全て発注しないといけないという条件であると、人気がないサイズ・カラーがさらに増えていくことになり、それらは滞留在庫となります。
そして倉庫を借りている場合、この滞留在庫は保管料を圧迫する原因となります。なぜなら、単純に数が残ってしまうこともありますが、なによりもこのSKU数が原因です。
基本的に商品管理では、SKU毎に場所を分けて管理します。つまり、SKUが多ければ多いほど、保管するスペースが必要になります。
今回はTシャツを例として取り上げたので、そんなに場所をとるわけではないですが、これが商材によっては本当に場所をとってしまいます。
仕入れ時の発注交渉がとても重要
ここまで滞留在庫の原因となる仕入れの例を説明しました。
つまり、仕入れ時に交渉しておくべきことは、初回発注時のロットとリピート発注時のロットです。
この発注ロット次第で、その商品の販売戦略が変わってきてしまいます。人気のカラーが欠品してしまい、それが続いてしまうと、たとえ他の色が残っていたとしても、消費者にとっては、「欠品が多い店だな」と思ってしまいます。
もちろん、こちらがロットを有利な条件で進めようとすると、メーカー側は逆に商品単価を高く設定します。この両者のバランスをうまくとって、winwinにしていくのが、バイヤーの腕の見せ所ではないでしょうか!
今回は、SKUとアイテムについて、発注のロットや在庫と絡めて説明しました。発注ロットや条件については仕入れ時にしっかり確認・交渉していきましょう。