みなさんこんにちは。ネットショップの立ち上げ・制作代行・運営代行・コンサルティングをしているソノサキニン株式会社の本木です。これまでは、楽天市場の出店メリットや費用、また、出店審査に関して記事を書いてきましたが、ここからは、楽天出店後の売上を上げる方法について話をしていきたいと思います。
今回は、初級編として、まずはショップのタイプを2パターンに分けて説明します。それは、「商品数が多い」タイプと「商品数が少ない」タイプです。
(本当は、ここにさらに、仕入れ商品かオリジナル商品かという軸も必要ではありますが、複雑になるため、また次回お話します。)
目次
商品数が多いタイプ
商品数が多いタイプは、最初のうちは、とにかく登録商品数を増やすことをおすすめします。楽天市場のようなモールでは、ユーザーは、目当ての商品を探す際、モールのトップページの検索ボックスから商品を検索して、検索結果一覧から商品を比較して、そこでやっと、ショップの商品ページに流入する仕組みになっています。
商品数が多ければ多いほど、検索にひっかかるチャンスも高くなり、アクセス・売上が上がりやすくなります。
楽天市場に限らずですが、ネットショップでは、売り場面積に制限がありません。実店舗以上に取り扱い商品を増やすことができます。このメリットを最大限に生かすのが、売上アップの近道です。
そのためにも、商品を登録の作業は極力効率化して、少ない時間でより多くの商品を登録できる仕組みにすることをおすすめします。また、場合によっては、外注業者などを利用して、単純な商品登録作業を任していく方法も検討してみましょう。
(当社でも商品登録代行を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください)
商品数が少ないタイプ
一方で、商品数が少ないタイプは、商品数が多いショップに比べ、検索結果一覧で見つけてもらうチャンスが低いです。よって、「商品ページの作り込み」が必須になります。せっかくショップにきてもらったお客さんにしっかり商品の良さが伝えて、衝動的に買ってもらえるような商品ページにする必要があります。では作り込んだ商品ページとは、どういったものでしょうか?
それはいわゆる「ランディングページ」といった、縦長の商品ページのことです。
人によっては、このような長い商品ページが嫌いな人もいるかと思いますが、基本的に、商品数が少ないタイプのショップはオリジナル商品が多いかと思います。
つまり、まだ無名であったり、購入者レビューも入っていない状況だと、信頼性が低い状態にあります。それを打開して、欲しいと思ってもらえるには、まず、お客さんに安心して買ってもらえる商品ページにする必要があります。そのため、情報を多く提供する必要があり、結果、縦長の商品ページになります。
ランディングページの作り方については、また今度お話したいと思いますが、簡単に説明すると、「わざわざ通販でこの無名商品を買わなければならいのか?」この問いに答えられるような商品ページにしましょう。その商品を購入することで得られるユーザーのメリットや解決する課題、それを証明する、作り手のこだわりである製造工程・産地、原材料など、どこのショップよりも詳しい商品説明を心がけましょう。
次の一手は楽天市場内の検索対策(SEO対策)
商品の登録ができたら、次の一手は、楽天市場内の検索対策(SEO対策)になります。
御社の商品を探しているであろうユーザーに、たくさんの商品の中から、貴社の商品を見つけてもらう必要があります。それを助けてくるのが、検索対策(SEO対策)になります。
SEO対策というと、ちょっと難しいイメージがあるかもしれませんが、これに慣れていただくと、楽天市場に限らず、Yahooショッピングやアマゾン、自社サイトなどで商品を販売したいとなった場合にも、とても役に立つ知識です。ぜひ身につけていただくことをおすすめします。次回はまたSEO対策について説明したいと思います。
ぜひ一度ご相談ください
今回は、商品数が多いタイプと少ないタイプで施策を書きましたが、実際のコンサルティングの場面では、商材・人員・品揃えや在庫の方針などの前提条件が事業者さん次第で状況がバラバラであるため、一概にこうしましょう、といえるケースはほとんどありません。また、商品数の多い・少ないも事業者さん視点で考えている商品数・品揃えと競合がいる市場の視点で考えるそれとでは、けっこうなケースでギャップが起きていることが多いです。
ということで、もし楽天市場で売上アップにお悩みでしたら、一度当社に相談してみませんか?御社だけのオーダーメイドのコンサルティング・運営支援サービスをご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。最後までお読み頂きましてありがとうございました。