BtoB-EC化の波に乗ろう!BtoB-ECの市場規模や今後の成長性を解説!

こんにちは!ネットショップ運営代行・制作代行のソノサキニンの本木です。早速ですが、ネット通販を展開している事業者の皆さま!BtoB ECというビジネスモデルをご存じでしょうか?BtoB ECとは、企業や法人同士の取り引きをオンラインで行うビジネスモデルです。従来のECサイトは、一般消費者をターゲットにしたBtoCの形態が一般的ですが、近年、このBtoB ECサイトの業界も着々と進化を重ね、かなり盛り上がってきています。今回は、このBtoB ECについて、市場規模や今後の成長性などについて解説します。現在、BtoCのみを展開しているネットショップ事業者様もビジネスモデルの再構築のヒントになるかもしれません。ぜひ最後までご覧ください。

BtoB ECの市場規模

それでは早速ですが、BtoB ECの市場規模について、どれだけ規模が大きいか解説します。比較のために、今回はまずBtoC ECの市場規模を先にみてみましょう。

BtoB-EC化の波に乗ろう!BtoB-ECの市場規模や今後の成長性を解説!

こちら、BtoC ECはいわゆる楽天やアマゾンなど、全てのBtoC向けネット通販事業者の流通総額の合計=市場規模と思ってもらってください。
このように、BtoC ECは、2022年時点で13兆9997億円、約14兆円の市場規模、そして、EC化率は9.13%となっています。
(ちなみに、この14兆円のうち、楽天とアマゾンで約80%のシェアとなっています)

つづいて、BtoB ECの市場規模についてみてみましょう。

BtoB ECの市場規模は420兆円。EC化率は37.5%。

2022年時点で、BtoB ECの市場規模で、なんと420兆円の市場規模です。EC化率は37.5%。さきほどのBtoC ECが約14兆円だったので、どれだけ大きい市場なのか、おわかりいただけるかと思います。

もちろん、BtoBは商材によっては、原材料仕入れ~中間部品仕入れ~完成品仕入れ~卸売り~小売りなどの流通の過程があるため、それぞれの過程の取引が売上として計上されるため、重複している部分もあり市場規模が大きく見えている部分がありますが、これを一つとっても、一般のBtoC小売りと違い、BtoBであれば様々な流通や販路が存在するということの証しでもあります。

BtoB ECは今後もさらに市場が伸びる!

この巨大市場であるBtoB EC、今後もさらに市場が伸びるとされています。その理由を解説します。

伸びる理由①
ビジネス現場のDX化とBtoB ECの相性がとてもいい

ビジネス現場のDX化とBtoB ECの相性がとてもいい

日本のビジネス現場は、昭和時代から長らく電話やFAX、企業への直接訪問など、アナログな手法が主流でした。BtoBにおいて重要な見積書や請求書、納品書などの書類作成や、在庫確認など多くの業務がBtoB ECが機能として持っているものであり、つまりDX化との相性がとてもいいものになります。

伸びる理由②
BtoB ECであれば、地域にこだわらず広くアピールできる

BtoB ECであれば、地域にこだわらず広くアピールできる

BtoB ECサイトがあれば、わざわざ営業マンを雇う必要なく、サイトが24時間フルタイムで、商品・サービス紹介から、見積~受注対応してくれます。
これにより、地方の会社が遠方に営業に行かずとも、自社の商品・サービスをアピールできる仕組みができます。また、既存の営業マンがいる場合も、BtoB ECサイトがあれば、誰でもできる単純な業務をECサイトに任せて、より優良な顧客に集中してサービスしたり、提案することが可能になります。
オンラインとオフラインの2軸の営業体制ができるわけです。

伸びる理由③
BtoB ECのシステムやアプリが進化・普及したことにより、中小零細でも導入しやすくなった

BtoB ECのシステムやアプリが進化・普及したことにより、中小零細でも導入しやすくなった

ここ数年でBtoB ECのカートシステムやアプリケーションが多く誕生してます。そして進化も進んでおり、さらに使いやすくなったり、コスト面でも非常にリーズナブルなシステムが出てきています。また、単純にカートシステムだけでなく、他の在庫連携ソフトや経理ソフトとの連携ができるものも増えています。中小零細の事業者でも導入しやすい価格になっていますので、かなり敷居は低くなっています。

BtoB-EC化の波に乗ろう!

今回は、企業や法人同士の取り引きをオンラインで行うビジネスモデルであるBtoB ECについて、その市場規模や今後の成長性などについて解説しました。BtoC ECと違い、巨大な市場であり、成長期待できる分野になります。日本のBtoBのビジネス現場では、いまだに電話やファックスを用いたアナログな手法が残っているため、BtoB EC事業に参入する事業者がまだまだ少ない状況であり、その分、これから先の市場の伸びも期待できます。
今後、人口減少による働き手不足の問題や、企業の生産性向上など社会情勢の変化で、BtoB-EC化の波はさらに大きくなるでしょう。こうした流れにぜひ乗って事業拡大をしていきましょう。

当社は事業者様の「お客様から支持され、集客力のある持続的なEC運営」を実現するために、単なる制作代行ではなく、事業者の商品・サービスををもとに、BtoB ECなどの新たな事業展開などのご提案・自走できるECマーケティング会社になります。

今回の記事でご紹介した、BtoB EC事業への進出に伴う、サイトの立ち上げ~運営サポートなども対応させて頂いております。経営者がコア業務に専念してより本質的な業務に集中するためにも、ぜひ当社のEC運営代行サービスもご検討ください。EC運営の伴走パートナーとしてきっとお役にたてるかと思います。ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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