前回はアマゾンの商品登録における商品画像のルールについて説明しました。今回は文字情報、つまり、アマゾンの商品登録全般について書いてみたいと思います。
商品登録をするぞ!となった場合、アマゾンセラーセントラルにログインして、何も準備なしでそのまま入力していくのは手間がかかると思いませんか?
私の場合、事前にエクセルなどで商品名や商品情報などをまとめておいて、それをもとに商品登録を進めていきたいタイプです。となると、商品名の文字数などルールを事前に確認しておく必要があります。ということで、今回は、アマゾンの出品・商品登録をスムーズに進めるための各種商品情報の項目やルールをまとめてみましたので、ぜひアマゾンで出品・商品登録をする方は、この記事がお役にたてれば幸いです。
※各種登録のルール・ガイドラインは商品カテゴリーによって微妙に独自のルールあります。あくまでも基準としてみて頂ければと思います。
※今回はオリジナル商品(まだアマゾンに掲載されていない商品)の出品を想定した書き方になっています。相乗り出品は別途紹介致します。
目次
アマゾンの商品登録に必要な情報一覧とは?
まず最初に、アマゾンの商品登録に必要な情報一覧を下記にまとめてみました。
・商品カテゴリー(amazon内の)
・商品名(ルールあり)
・商品コード(JANコード等)
・出品者SKU
・ブランド名
・メーカー名
・商品の仕様(全角100文字×最大5つ)
・商品説明文(全角600文字以内)
・検索キーワード(500バイト以内)
・販売価格
・在庫数
ちょっとイメージが湧きづらいかと思うので、ユーザーが見る実際の商品ページで見てみます。
それでは、商品情報の項目のうち、重要な項目を詳しく見ていきたいと思います。
重要な項目は商品名、商品の仕様、商品説明文、検索キーワード
商品名、商品の仕様、商品説明文、検索キーワードは商品の登録情報の中でも重要な項目です。また、時間もかかりそうな項目ですね。一つずつみていきましょう。
「商品名」のつけ方・ルール
・商品名の書き方は、[ブランド名] + [表示名] = [商品名] + [仕様、色、サイズ、タイプなど] + [モデルタイプ]の順。
・文字数は50文字以内を目安にする。
・単語と単語の間は半角のスペースにする。
・主観的な用語を含まないようにする。(例:無料配送、100%品質保証、人気商品、ベストセラー)
・記号または非言語のASCII拡張文字を含まないようにする。(例: ~ ! * $ ? _ ~ { })
おおまかなルールとしては以上です。ポイントは、「商品名」は検索対象、つまりアマゾン内のSEOに大きく関係しています。
なので、商品名のキーワード選定及び仕様や色・サイズ・タイプなど、できるだけユーザーに検索されやすいキーワードを入力することが大切です。
また、ガイドラインで決まっていること、例えば「主観的な用語を含まないようにする」など、これらガイドラインに違反してしまうと、検索対象外になり、アマゾンの検索結果に表示されない・外される可能性が出てきます。そうすると、挽回がけっこう大変なので、ルールに従った入力をしましょう。
「商品の仕様」のつけ方・ルール
・一つの項目には全角100文字以内
・最大5項目(※カテゴリーによって違います)
お客様が画像以外で商品情報を見るところとして重要な場所になります。ページ上の位置としてもカートのすぐ下にあり、最もユーザーの目に止まりやすい位置に表示されています。文字数は全角100文字以内×5項目ということなので、商材によっては、説明を簡潔にする必要があります。簡潔な文を心がけて、補足説明は次に説明する「商品説明文」の欄に入力するようにしましょう。
「商品説明文」のつけ方・ルール
「商品の仕様」の欄の最後にある「もっと見る」というリンクを押したときにページ内リンクで飛ばされて見る部分です。(ページ内の後半部分)
ここは「商品の仕様」で説明で補足するべき情報を含めて、商品の説明を記載していきます。商品の情報をわかりやすく、簡潔に、正確に記載するようにします。(画像の通り、カテゴリーによっては形式が違うかもしれません。)
検索キーワード(500バイト以内)
ここはユーザーが見る部分ではないですが、内部的に検索ロジックの一つとしてアマゾンが利用している箇所です。つまり、アマゾン内のSEOに関係しているので、ここもとても大事です。
なお、検索キーワードを追加する場所は、以下の通りです。
1、在庫タブで、在庫管理をクリックします。
2、各商品の右側に表示されている、詳細の編集をクリックします。
3、開いたページで、キーワードタブをクリックし、検索キーワードボックスにキーワードを入力します。
そして、この検索キーワードの入力にもガイドラインが存在します。一部を紹介します。
・検索キーワードに「ブランド名」を含めない。
・「新しい」や「セール中」など、一時的な表現を使用しない。
・「推奨」、「最低価格」、「素晴らしい」など、主観的な表現を使用しない。
というように、うっかり使ってしまいそうなキーワードも違反になってしまうので、気をつけましょう。詳しくは、こちらでわかりやすく説明していますので、ぜひご確認ください。
▼アマゾン出品大学
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/23501?language=ja_JP&ref=efph_23501_cont_G10471
事前にエクセルなどに商品情報をまとめよう
商品をスムーズに登録するためにも、エクセルやスプレッドシートで商品管理シートのような情報をまとめたシートを用意していた方ががいいでしょう。そしてそれをもとに、商品登録をしていきましょう。
その管理シートに項目として列挙した方がいい項目をあげてみました。
・ブランド名
・商品固有名詞
・商品名(一般呼称) ※2・3個
・仕様(色、サイズ、タイプなど)
・モデルタイプ等
・商品カテゴリー(amazon内の)
・商品名(ルールあり)
・JANコード
・出品者SKU(社内型番)
・メーカー名
・商品の仕様(全角100文字×最大5つ)
・商品説明文(全角600文字以内)
・検索キーワード(500バイト以内)
・販売価格
・在庫数
アマゾンの「商品名」は先ほど書いた通り、いくつかの項目を合わせて作るものなので、それらの項目をまず分けてまとめてみるのがいいかと思います。
最初に書いた通り、各種登録のルールは商品カテゴリーによって微妙に変わってきます。また、アマゾン自体もルールが不定期に
アップデートするので、あくまでも基本事項のデータとして、まとめて頂ければと思います。上記の項目をまとめておけば、スムーズに商品登録は進めるかと思います。あと、画像も別途用意が必要なので商品情報をまとめる前後に用意しましょう。
▼アマゾン出品の商品画像の作成方法
https://sonosakinin.com/amazon-shuppingazo/
なお、JANコードについてですが、JANコードがないものは、新規で取得する、もしくは、アマゾンにJANコード無しの申請を上げる、のどちらかになります。手間の少ない方を選べといいでしょう。
今回はアマゾンの商品登録について、スムーズに商品登録を進めるための項目やルールを説明しました。もしご自身で対応するのが難しい場合、当社にてアマゾン出品代行・商品登録代行を対応しております。お気軽にお問合せくださいませ。