起業時のオフィスをどうするか問題(会社設立シリーズ)

こんにちわ。ソノサキニンの本木です。

前回のブログでは、これからの自社について、

・小規模事業者
・財務
・情報発信

この3つをキーワードを軸に、「小さくても続く会社」を一緒に考えていく。そして、まずは自分自身が情報発信を実践していく、という話をしました。ということで今回から、自分自身が情報発信を実践していきます。

会社を設立して、今年で6年目。私自身、まだまだ試行錯誤の途中です。
法人設立してからこれまで案件獲得、資金調達など、いろいろなことを「考えて→試して→失敗して→また考えて」を繰り返してきました。
今振り返っても「こうすればよかった」と思うこともありますし、いまだに答えが出ていないこともあります。
だからこそ、このブログでは、これまで実際に自分が経験してきたことを少しずつ書いていこうと思います。
これから小さく事業を始める方にとって、不安を少し解消したり、「じゃあ、こうしてみよう」と前に進むきっかけになればと思っています。
……まあ、逆に不安を増幅させたらすみませんw

というわけで、今回から「会社設立シリーズ」として、会社を作る前後で考えたり、実際にやってみたり、そして迷走したりしたことについて書いていきます。
シリーズ第1回目は、「オフィスをどうするか問題」です。ぜひ最後までお付き合いください。

「オフィスをどうするか」これが意外と悩んだ

私が会社を作るとき、悩んだことの一つに、、、「オフィスをどうするか」これが意外と悩みました。

「事務所を借りるべきか。」
「自宅で始めるべきか。」
「バーチャルオフィスは信用面でどうなんだろう。」
などなど、、、、実は5年間でかなり迷走した。

そして、オフィスをどうするかといっても、法人登記している住所と実際に普段働いている場所は異なる場合があります。

自宅・賃貸事務所・シェアオフィス・ワンルーム賃貸、etc….

これらを組み合わせると、いろいろなパターンがあって、、、

①自宅で登記・自宅で仕事する
②シェアオフィスで登記・自宅で仕事する
③シェアオフィスで登記・シェアオフィスで仕事する。
④自宅で登記・シェアオフィスで仕事する
⑤賃貸事務所で登記・賃貸事務所で仕事する。
⑥賃貸事務所で登記・自宅で仕事する。

実はわたし、設立してからの5年間は、自宅→事務所→シェアオフィス と迷走していました。

迷走1:激安賃貸オフィス物件の巻

まず前提として、私の事業の場合、わざわざ事務所を借りる必要性がなかったので、最初は、①自宅で登記・自宅で仕事をする形式をとりました。
ここで問題が起きました。当時、事業の大きな柱の一つに考えていたネットショップ事業、その前提となる大手ネットショップモールに出店申請する際に、自宅住所だと出店審査に影響が出るという情報が入ったのです。
収益の柱の一つに考えていた事業だったので、急ごしらえで登記住所を変えることにしました。

当時は「シェアオフィスだと、ネットショップの出店審査や取引先とのやり取りで不利になるのでは?」と考え、いわゆる普通の賃貸物件を探すことにしました。スタートしたばかりであまり費用をかけたくなかったので、極力安いところを探しました。そしてなんと、月1.5万円のオフィス物件を発見。早速そこを借りることに。(さすがに値段相応のすごい物件でした。)

そこで仕事をするのもはばかれる環境の物件だったので、仕事自体は自宅でしていました。そして、法人登記の住所も変更完了!これで審査も通るだろう!さぁ、これでネットショップモールに出店申請へ!
…..結果は、まさかの出店審査落ち。。。まさかの事業開始直後に、事業計画の一つが頓挫したのです。。。
(結局その後、別の”準”大手モールには出店しましたが…)

まさか審査落ちするとは思っていなかったので、さて、この賃貸事務所をどうするか?となります。

しかし、こんな安い物件ないし、一応、”準”大手モールには出店できたし、また登記住所を変えるのも手間だし、1か月1回、郵便物を取りにくればいいかと思って、賃貸契約をしばらく続けていました。

けど実際は、郵便物を取りに行くためだけに月1.5万円払っている状態。

↓

さらに、郵便物を取りに行く時間・交通費もかかる。

↓

「これ、何のために借りてるんだ?」と、1年ぐらい経過してから思うようになりました(遅い)

というわけで、賃貸契約を解除して、登記住所も自宅に戻したのでした。

迷走2:自宅で働く問題点

起業直後は、仕事を自宅ですることも、新鮮味があっていいですが、しばらくすると、いろいろ気になることが出てきました。
ただ、これはほんとに自意識過剰に「そう思われているのでは?」と思っているだけですが、、、例えば、「近所の目」です。

平日スーツでも着て外に出るならまだしも、
「あそこの家の旦那さん、平日の昼間もずっと家にいるな……」
「あの人、いつも家にいるけど何してるんだろう」
と思われてないかな……みたいな、しょうもないことまで気になり始めました。

もちろん、そんなことばかりを気にしているわけではなく、基本は、試行錯誤しながらガムシャラに働いているわけで、仕事も増えてきつつも、自宅で働くことのマイナス面(気持ちの切り替えが難しい/家族が休みの日は集中力が一気に下がる等)がでてきました。

この状態を打開するために、ここは心機一転!シェアオフィス(コワーキングスペース)で外部の刺激を受けつつ、集中できる環境に身をおくのがいいのでは?と思いはじめたのです。再び迷走がはじまります。。

迷走3:シェアオフィスで迷走

数あるシェアオフィスの中でも、選んだのは、個室があって(完全な部屋ではないが、鍵付き扉とパーティションで区切られているので安心)、さらには交流会みたいなイベントもあるところを選びました。いわゆる起業家が集まりそうなシェアオフィスで、オフィスはきれいだし、施設も良かったです。
さぁ、ここでいっちょやってやるぞと思っていましたが、結論からいうと、1年経過するかしないかで退去しちゃいました。

理由は、単に安いから契約してしまったこと、そして、うまく溶け込むことかできず、オフィス内でひきこもりになってしまったことです。(シェアできていないw)

「起業家が集まる場所なら、自然と仲間ができたり、仕事につながったりするんじゃないか。」

当時の私は、そんな淡い期待を抱いていました。実際は、誰とも仲良くならず、きれいなシェアオフィスでもくもくと仕事をしていました。(=1人引きこもっていました。)

もちろん、シェアオフィス自体はしっかり活用できるところは活用できていました。

当時、外注さんと一緒に仕事をするようになり、定期的に会ってミーティングする場所としては、本当に便利でした。クライアントとの打ち合わせにも使えましたし、集中して仕事もできた。

つまり、シェアオフィスは良かったんです。問題は、私の使い方でした。「単に安いから」という理由だけでシェアオフィスを契約した結果、途中から「なんで、わざわざ時間をかけて通勤しているのだろうか?」と思うようになりました。安さ以外のメリットを引き出せず、ただの自習室になりました。

迷走したうえでの現時点での考え

こんな感じで、たかがオフィスだけの話で、5年間でこれだけ迷走しました。

5年間迷走して、今のところ私は「家から近くて、来客対応もできるスペースがある&汚くない賃貸オフィス」が一番いいと思っています。

ただ、大前提として、家賃は会社の規模に関わらず、「固定費」になるので、毎月安定して家賃を払える利益構造になってから借りる、がいいと思っています。
そうでない状況で借りると、当たり前ですが、資金が溶けていくので、固定費をカバーするために焦る→事業の判断も焦りでぶれていく可能性があるのでは(自分の場合は)と思っています。

そして、今思うと当時の私は、ちょっとした見栄の張りとか、思い込みや妙なこだわりがあったのかなと思います。

現時点では、まだオフィスという固定費を背負う段階ではない、と考えています。なので今は、たまに「いつかオフィスを借りたら、こんなレイアウトにするぞ」と妄想しています。それをモチベーションにして、もう少し頑張ります。

まとめ

今回は、会社設立前後で考えたり悩んだことについて話す「会社設立シリーズ」ということで「オフィスをどうするか問題」について話をさせて頂きました。
わたしの経験談をもとに、共感してもらったり、不安を解消してもらったり、前に進むきっかけになればと思います。
次回も引き続き、「会社設立シリーズ」の話をする予定です。よかったらまた見てくださいね。

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