お久しぶりです。ソノサキニンの本木です。
前回の記事が今年の2月11日ですから、約半年ぶりの更新となります。
2026年、Eコマース市場はどうでしょうか?楽天はじめ大手ECモールの決算を見ている限りでは、復調のきざしが見えるようですが、その中身※を詳しくみていくと、1年前に書いた記事のとおり、「強者と弱者の二極化」が順調に?進んでいるように思います。
※実際、楽天市場の出店店舗数は減少していますが、楽天市場全体の流通総額は上がっています。
これはもうEコマース業界だけの話でなく、日本全体も同様の傾向ですね。
私の話に戻すと、実はこの半年間、発信を止めていたのは、事業を維持しながら、小規模事業者に本当に必要な支援とは何かを考える時間にしていました。
今回は、発信を止めていたからこそ考えることができた、EC制作・運営代行という事業と、自分が本当に発信したいことについて現時点で考えていることをお話ししたいと思います。興味ないかもしれませんがw、よろしければ最後までお付き合いください。
目次
当社について
まずは改めてですが、簡単に当社のご紹介です。
当社は2020年12月、Eコマース事業の支援事業として設立。ネットショップの立ち上げ支援、サイトリニューアル、運営代行および、商工会議所や自治体の依頼をもとに、Eコマース関連のセミナー講師などをしてきました。
運営支援をしていくなかで、様々な事業者のご相談やお困りごとを聞いてきました。ご相談内容はもちろん事業者様それぞれで違いますが、対象の多くが個人・零細事業者ですので、共通していた点はなにかあるかといえば、進め方が我流になっていたり、そもそも何をどうしたらいいかわからない、情報が不足しているケースが多いように感じました。
そういったことをふまえ、当サイトおよび、Youtube、そして事業者向けセミナーでは、ネットショップの売上アップのノウハウについて、各事業所に最適なネットショップの出店先の情報や、売上アップの基本的なノウハウ情報を発信してきました。
なぜ発信を止めたのか
では、なぜ発信を止めたのか?理由は大きく2つあります。
まず一つ目は、「Eコマース市場の成熟化」です。これまでの記事でもご紹介した通り、Eコマース市場は現在、外部的要因(為替変動やインフレ)と、内部的要因(ビジネスモデルの陳腐化や競争激化)によって、以前のような高い成長を続けることが難しくなっているように感じます。
また、市場が成熟化することにより、もはやEコマースは「インフラ」になりつつあります。これはつまり、どのモールに出店するべきか、どんな商品ページにするかなどの課題は、(もちろん顧客の事業者レベルでは、重要な課題である場合もありますが)AI・SNSがさらに浸透していくこの先は、そこまで重要でなくなってきています。
そして2つ目。当社自身も改めて自社の提供価値を考えるフェーズにきたということです。
現在含めこれまで、EC運営代行・制作代行を通じて、多くの事業者様とやりとりしてきましたが、顧客の状況によっては、そもそもEコマースよりも、ビジネスとしての木の幹部分となるビジネスモデル/商材/マーケティング/財務などに手をつけないと顧客の課題を解決できない、または、Eコマース支援自体も小手先の支援になってしまうケースがありました。
そして、当社が行っているブログやYoutubeで行っている情報発信も、「ECのノウハウを発信し続けることが、本当にいいのだろうか?もっと木の幹となる部分にスポットを当てて発信するべきでは?」と思うようになりました。
発信を止めて、たとえ一時的に停滞したとしても、長期の可能性を潰すことが最大のリスクだと考え、必要な知識を取得したり、「何のため」「誰のため」「どんな価値」を提供する事業なのか?を考えていました。
事業の再設計へ
そんなこんなで考えていく中で、「小規模事業者」「財務」「情報発信」この3つのキーワードが自分の中では外せない要素だと思いました。
小規模事業者
個人・零細事業者に関わっていくことで得られる最大の醍醐味は、0→1を作り出すその場に立ち会えることです。
もちろん、状況によっては「0→1→10→0」みたいなこともありますがw。個人・零細事業者=意思決定に関わる関係者が少ない=早い意思決定ができる、このメリットを最大に活かせるのは小規模事業者ならではかと。
財務
財務・会計。どの会社であろうが、法人であれば、毎年必ず決算の申告をしなければなりませんよね。(個人事業主は確定申告ですが)
その決算(書)って、銀行の融資や、新規取引・外部からの信用調査などに必要な、会社にとって命みたいなものかと。。。
そしてこの決算の申告で必要な知識は、いわゆる「経営に関する必要なお金の知識」ではなく、「経理計算で必要な会計の知識」なんですよね。
そのために税理士さんの仕事があり、正直、すべてを自分で身につける必要はない知識ではありますが、税理士にまかせっきりで、財務諸表?なにそれ?という人の話を聞きたいと思うか?と考えた時に自分の中ではノーだったので、簿記の基礎知識習得から会計の処理~決算申告までを一通りを税理士に一切頼らず、自分でやったり、簿記2級を勉強・取得して、いわゆる財務・会計の基礎について習得していました。
情報発信
AI、すごいですよね。ハレーションは置いといて一般的なノウハウや解説は、以前より簡単に得ることできるようになりました。
そして、SNS、すごいですよね。煽るような過激なサムネイルやそれらアテンションエコノミーを助長するアルゴリズム、ひいては詐欺広告もあったり。
「今のインターネット、いい世界になっているよね」とは、とても思えない。
昔のインターネットって、アルゴリズムよりも、「検索して偶然見つける」「リンクをたどって偶然出会う」ことで、その人にとっていい情報と出会えたと思うんです。今はそんな情報がアルゴリズムでは埋もれてしまうかもしれませんし、AIがすぐバクバク食べちゃうかもしれませんが、そもそも自分にとってインターネットの原体験だった「良いものや想いを、必要な人へ届けるための手段としてネットを使って発信する」ことができれば、自然に「少数でも深く刺さる」情報発信となるのでは?と考えた次第です。とどのつまり、情報発信を頑張りますという意味です。
結論
先ほどあげた3つのキーワード。
・小規模事業者
・財務
・情報発信
これらをベースに「小さくても続く会社」を一緒に考えます。
(もちろん、Eコマースは原点なので、外さないです)
自分自身の経験をベースに小規模事業者の経営やEC、会計・財務、AI、私自身が1人会社として実際に経験したことなどについて、発信していきます。
AIによって、一般的なノウハウや解説は、以前より簡単に得られるようになりました。
だからこそ、これからは「自分が実際に経験したこと」「実際に考えたこと」をできるだけ残していきたいと思っています。
そして、EC制作・運営代行についても、事業者の「売上を上げる」ためだけではなく、「その事業者が持っている価値をどう表現するか」、「情報発信=持っている価値を、世の中に伝わる形にすること」と、再定義して、事業の再設計をしていきます。
そのためにも、まずは自社で情報発信を実践していく。なので再び更新が止まらないように頑張ります(笑)
今回は、発信を止めていたからこそ考えることができた、EC制作・運営代行という事業と、自分が本当に発信したいことについて現時点で考えていることをお話ししました。最後までお読み頂きありがとうございました。また、引き続きよろしくお願いいたします。


